- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
官公庁、公立図書館へ定価で書籍雑誌販売
2025年04月25日

日本書籍出版協会など出版業界4団体が、公立図書館や官公庁に書籍・雑誌を販売するとき、定価購入を求めることを決めた。定価販売を義務付ける再販売価格維持契約の対象から官公庁をはずす規定を、5月1日付で削除する。これまでは入札を行っていたため、15%ほど値引きされていた。出版業界にとっては待望の「正常化」であろうが、逆サイドから見れば小規模自治体の公立図書館の乏しい図書購入費がますます圧迫され、購入数が減るわけだから、痛し痒し。4団体はほかに日本雑誌協会、日本出版取次協会、日本書店商業組合連合会。
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いずれも道新社会面。