• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

「想像の翼を広げて飛べる土地」大和和紀

2024年07月31日

 道新社会面は文化関係の記事が盛りだくさん。
 札幌出身の漫画家大和和紀が北海道政経懇話会で講演し、札幌への漫画ミュージアム開設を訴えた。道内ゆかりの漫画家が多い理由を「自分が楽しめるものを自分で生み出すしかない環境の影響もあるのでは。広い空へ、想像の翼を広げて飛べる土地」との述べた。
 英国エジンバラ大学からアイヌ民族の遺骨3体が返還されることが決まった。えりも町、浦河町、釧路地域で発見され、1913年に英国人医師がエジンバラ大へ寄贈した。3地域のアイヌ民族団体が返還を申請すれば団体に返し、申請がなければウポポイの慰霊施設に収める。
 ウクライナ国立オデッサ歌劇場首席客演指揮者の吉田裕史(常呂町出身)が、劇場オケの北見公演を実現しようとクラウドファンディングで資金を募っている。来年3月の横浜公演までは決まったが、国内巡演も希望している。
 北大大学院理学研究院の角井敬知(けいいち)講師らの研究グループが、名古屋の水族館で発見した甲殻類「タイナス」を新種と確認した。雌雄同体であることから「らんま1/2」にちなんで「ランマアプセウデス」と命名した。
 中野北溟記念北の書みらい賞の受賞者展が、30日から道新本社のDO-BOXで始まった。4回目の大賞は幕別町の小室聡美の『舞』。
 平成期に人気だったご当地キャラクター「まりもっこり」は、札幌の土産卸業「キョーワ」が発売して、来年で20年だそう。朝日新聞北海道面。

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