• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

アイヌ民族差別と朝鮮半島出身者の強制労働問題

2026年05月04日

開道50年記念北海道博覧会に合わせて設置された音楽堂

 2027年度から全国の高校で使われる教科書2冊に、アイヌ民族に関する差別や不正確な歴史認識に基づく記述があると、道内の専門家らが問題視している。東京書籍の公民の教科書では、アイヌ民族や琉球にルーツを持つ子どもを読者と想定していない表現があった。第一学習社の国語の教科書では、アイヌ民族の作家・鳩沢佐美夫についての記述で、検定意見によりアイヌ民族への「差別」が「実態」に書き換えられた。道新「学びeye」面。
 道新社会面。アイヌ民族の遺骨返還問題で、全国の10大学が集めた1500体の遺骨のうち、国の対応指針ができた2018年以降にアイヌ団体側に返還されたのは83体で、全体の5%にすぎないことがわかった。韓国のミュージシャン金炫浦(キム・ヒョンポ)が、戦時中の朝鮮半島出身者に対する強制労働をテーマにしたドキュメンタリー番組を製作し、YouTubeで公開している。祖父が炭鉱で働かせられた夕張などでも関係者にインタビューした。

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