• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

俳句誌『葦牙』が2025年12月号で終刊

2026年02月12日

 全国屈指の長寿俳句誌『葦牙』が、2025年12月号で終刊した。1921(大正10)年に創刊され、104年続いた。会員減少と高齢化のため。初代主宰の牛島滕六(とうろく)が「道内俳人は風土に立脚した作品を作ることが大切」と唱えた。牛島は旭川市永山に入植した屯田兵で、道内の有力俳人を集めて「時雨」として発行した。戦中の中断を経て『葦牙』として復刊する。90年代前半の最盛期は会員550人を超えたほど。現在は85人まで減少し、第5代主宰の尾村勝彦は91歳。大阪公立大教授で俳人の杉田菜穂が「葦牙の歴史や作品の一部をネットミュージアムのような形で閲覧できるようになれば素晴らしい」と述べている。朝日新聞北海道面。

stt