- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
イサム・ノグチと安田侃−−宮井和美
2026年02月03日

道新カルチャー面。モエレ沼公園の基本設計を担当した彫刻家のイサム・ノグチと、昨年イサム・ノグチ賞を受賞した安田侃を、モエレ沼公園の宮井和美学芸員が論じた。
〈アルテ・ピアッツァ美唄では、地域の記憶を宿す風景の中で、大理石という人類の時間を超える長い時間を抱え込んだ彫刻たちが鑑賞者に静かな対話を促し、その内面に深く働きかける。一方、宇宙から地球を眺めるように「公園全体を彫刻」として構想した燃えれ沼公園では、彫刻は環境そのものとなり、人々の活動を受け止める開放的な舞台となる。そこに立ち現れるのは、人間の心と営み、静と動という異なる時間の流れである。〉