• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

依田勉三没後100年

2025年11月16日

 十勝開拓の先駆者として記憶される依田勉三が12月で没後100年を迎えるのを前に、故郷の静岡県松前町で記念式典が開かれた。依田の日記や書簡で、開拓団「晩成社」の足跡がわかる貴重な資料が2018年に生家「旧依田邸」から見つかっており、その調査結果が報告された。晩成社は多額の負債を抱え、1932(昭和7)年に解散しており、その後のやりとりなども明らかになるという。道新社会面。
 道新《読書ナビ》の北海道の本は、鎌田慧『炭鉱の闇』(皓星社)。三井三池炭鉱の事故や職業病の問題のほか、北炭夕張炭鉱、三井砂川炭鉱、三菱南大夕張炭鉱などについても記録している。
 朝日新聞北海道面には、近世以降の「娼婦」の言葉を文学作品や日記から読み解くシンポジウムが29日に北大で開かれる。

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