- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
シンガー・ソングライター泉亮の活躍
2025年11月13日

道新札幌圏版から。札幌のシンガー・ソングライター泉亮のアルバム『ONE』が、iTunesのR&B/ソウルアルバムランキングで1位になった。10月にNPO法人「SOUND FOUN」を設立し、次世代を育てる活動にも取り組む。インディーズからメジャーへ、という図式とは無縁のミュージシャンが活躍する背景に興味がわく。
自販機の写真で知られる大橋英児の活動が注目されている。写真集刊行に次いで、モエレ沼公園ガラスのピラミッドでは、写真展「Your eyes are our eyes」も開催中。明治期の「囚人道路」の現在を捉え、嗅覚アーティストとコラボレーションするユニークな取り組み。14日のさっぽろ10区新聞には、モエレで開催中の「HOKKAIDO PHOTO FESTA」の創設者としても紹介されている。12月7日は写真家の酒井広司らと「現代写真フォーラム」も。
道新カルチャー面は、日米で活動するジャズピアニスト2人を紹介。小樽出身の野瀬栄進は25日にKitaraでソロコンサート。海野雅威(うみのただたか)はサッポロ・シティ・ジャズの一環で22日にhitaru。
札幌在住のまさきとしかの新刊『スピーチ』(幻冬舎)。「みんなが母親みたいな包容力を持っているわけじゃないし、ものわかりがいいわけでもない。昭和の風をまとった暴れん坊な50代の女を描きたかった」
《音楽会》は札響672回定期。ダウスゴー指揮、竹澤恭子によるブラームスのヴァイオリン協奏曲など。評は八木幸三。他に、札幌の劇団OrgofAの『コウノトリが飛ぶ島国で、この部屋で』は26日から30日までことにパトスで。