• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

留辺蘂に「イトムカ碑」建立

2025年10月12日

 北見市留辺蘂町に「イトムカ碑」が建立された。イトムカ鉱山は旧野村鉱業が1939年から採掘を始めた水銀鉱山。戦時中には朝鮮人や中国人が強制労働に駆り出された。日本人を含め、80人以上が過酷な環境や虐待で命を落とした。地元の市民団体が10年がかりで運動し、北見市が管理する留辺蘂墓地への建立を考えたが、北見市の許可が得られず、昨秋になって無償で土地を提供する人が見つかった。イトムカはアイヌ語で「光り輝く水」を意味する。朝日新聞北海道面。
 久しぶりに開いた毎日新聞北海道面に「実験施設 ZOKZOK」オープンの記事。ジャンベ太鼓演奏家の茂呂剛伸、彫刻家の渡辺元佳、ファッションデザイナーの石岡美久、ダンサーの平原慎太郎が、それぞれ札幌のアトリエとして使うほか、イベントに貸し出しもする。10月11日には「実験マルシェ」を開催した。

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