• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

クロアチア・ヤセノバッツ強制収容所を語る

2025年09月27日

 サタデーどうしんの文化・エンタメ面。詩人・翻訳家でセルビア在住の山崎佳代子が、クロアチアのヤセノバッツ強制収容所について函館で講演した。第2次世界対戦中に、親ナチスの政権下で極右民族主義組織が運営し、セルビア人やユダヤ人ら数万から数十万人が犠牲になったという。収容所から奇跡的に生還した女性から経験を打ち明けられてから、現地で実態を調べ、伝える活動を続けている。その言葉。〈私たちは許さなければならないし、記憶しなければならない〉
 同じくサタデーどうしん。アイヌ服飾文様研究家の津田命子(のぶこ)。アイヌ刺繍には、自然界の「ゆらぎ」が反映しているという。

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