• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

LAUSBUBが7月のフジロックに出演

2025年06月16日

 道新は文化関係の記事が盛りだくさんの日。
 社会面。札幌在住の女子大生2人のユニットLAUSBUBが、7月に新潟で開かれるフジロックフェスティバルに出演する。札幌新川高出身の岩井莉子(ギターとシンセサイザー)、髙橋芽衣(歌とベース)。高校時代から動画配信をしており、日本の女子高生によるテクノポップと注目されていた。
 元旭山動物園長の小菅正夫が10年ぶりの単著『聴診器からきこえる 動物と老いとケアのはなし』(中央法規出版)を刊行した。モンゴル南東部の白亜紀後期(9000万年前)の地層から見つかった小型ティラノサウルス類の恐竜化石が、新属新種であると、北大、カルガリー大、モンゴル科学アカデミーなどの研究チームがネイチャー電子版に発表した。学名は「カンクウルウ・モンゴリエンシス(モンゴルの王子の龍)」。
 道央広域面。ドキュメンタリー映画『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』の上映会が、15日に白老町のしらおい創造空間「蔵」で開かれた。白老の書店「またたび文庫」を経営する羽地夕夏が企画した。河邑厚徳監督は講演で「戦争はいけないというメッセージは、頭ではなく心に訴えなければ響かない。アートの持つ力は大きい」と述べた。
 札幌圏版。Kitaraの第26代専属オルガニストに、ミラノ生まれの赤枝サンテソン留果の就任が決まった。坂本龍馬の生誕190周年を記念する講演会が14日、かでる2・7で開かれた。高知県立坂本龍馬記念館の元学芸課長・前田由紀枝が龍馬や妻のお龍について話した。前田は4月から浦臼町の歴史文化アドバイザーを務める。龍馬のおいの坂本直寛が1898(明治31)年に浦臼に入植、その長女と結婚した坂本弥太郎が釧路で材木王になったことなど。

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