- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
岡部昌生の個展と平和/平和教育シンポジウム
2025年05月20日

道新カルチャー面。江別在住の作家・小路幸也の代表作「東京バンドワゴン」シリーズの20冊目『ザ・ネバーエンディング・ストーリー』(集英社)が刊行された。ドラマの『寺内貫太郎一家』がイメージの元になったという。北広島在住の美術家・岡部昌生の個展「時ノ環」(ギャラリーCAI03、5月10日〜6月8日)と、岡部の活動をモチーフとして「平和」と「平和教育」を考えるシンポジウム(5月11日、北広島市芸術文化ホール)が紹介されている。岡部と活動を共にしてきた多摩美大教授の港千尋は「(被爆樹などの)傷ついたモノに直接触れる行為は一種の手当て。その感覚や体験を通して平和を学ぶことができる」と述べた。
NPO法人札幌室内歌劇場は6月15日に、札幌市時計台ホールでオペラ『モーツァルトとサリエリ』を上演する。プーシキン原作、リムスキー=コルサコフ作曲を、音楽監督の岩河智子が訳詞・編曲した。