- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
新作オペラ『土方歳三〜炎の生涯〜』を12月上演
2025年05月06日

北海道実験劇場は、新作オペラ『土方歳三〜炎の生涯〜』を12月14日に札幌の北八劇場で上演する。2015年の『箱館戦争』、18年の『土方歳三最後の戦い』、20年の『北海道開拓使』の箱館戦争三部作に次ぐ。札幌の医師広瀬るみの原作。土方の文人としての側面にも光を当てる。作曲は二橋潤一、指揮は鎌倉亮太、演出は三浦安浩。総監督で実験劇場理事長の塚田康弘が七飯町出身で、箱館戦争の研究をライフワークとしてきた。小田島本有の《道内文学 創作・評論》は、舛井純子『君に向かって線を引く』、齋藤俊彦『その花可憐に色青し 北海道亜麻物語』、三浦幸司『宮沢賢治の家でを追跡する(1)』、谷口孝男『セイレーンの歌声を聞きたくて―北海道ゆかり女性作家 寸感録−』。いずれも道新カルチャー面。
道新ひと2025は、札幌の映画自主上映グループ「キノマド」代表の田口亮。「街中の意外な場所で映画に親しんでもらおう」と2014年から活動している。47歳。