• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

NPO法人ゆうばりファンタが破産

2025年01月30日

 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭を主催していた「NPO法人ゆうばりファンタ」が破産手続きの開始決定を受けた。負債額は9758万円。過去の受賞者への賞金未払いや助成金の問題など不祥事が発覚し、活動を自粛していた。
 道内出身の若手を中心に編成する「プロウインドオーケストラ北海道」が3月22日、札幌市教育文化会館で初の演奏会を行う。代表は札幌大谷大教授で、元東京交響楽団トランペット奏者の大隈雅人。札幌出身のユーフォニアム奏者佐藤悠光(ゆうみ)が楽団長を務める。
《音楽会》は「キタラのニューイヤー」。指揮者の原田慶太楼、ピアノの清塚信也という人気演奏家の登場でチケットは完売した由。楽章抜粋ながらピアノ協奏曲5曲を演奏するなど、会場を沸かせたという。評は八木幸三。
 札幌の文化施設の話題三つ。1月5日に89歳で死去した作家の李恢成を悼むコーナーが、北海道立文学館に設けられた。道銀文化財団は2月2日に、北海道銀行本店ロビーコンサートに代わる演奏会「キタラシリーズ」を開催する。hitaruは来年2、3月に行うバレエプロジェクトの「くるみ割り人形」の出演者を募集している。
 札幌出身の竹本碩太夫が、京都市の芸術文化特別奨励者に選ばれた。
 いずれも道新カルチャー面から。

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