• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

忠類でナウマンゾウ頭骨 54年ぶり発掘

2024年12月15日

 1969〜70年にかけて、ナウマンゾウのほぼ全身骨格化石が発掘された幕別町忠類地区の現場で、同じ個体のものと見られる頭骨化石が見つかった。ナウマンゾウに特徴的な「含気骨」と呼ばれる頭骨の一部。発掘当時はその場で死んだとと見られていたが、2000年代後半になって、死後に洪水で発掘地点まで流されたという説が有力になり、広い範囲で発掘を続けていた。
 道新読書ナビ欄の《ほっかいどう》は、文と写真・荒井宏明『北海道建築』(トゥーヴァージンズ)。
 アイヌ民族の研究のあり方を考える集会が、日本人類学会、日本考古学協会、日本文化人類学会の代表を招いて14日に札幌で開かれた。アイヌ団体側は、研究のため発掘したアイヌ民族の遺骨を返還するとともに謝罪を求めたが、学会側は拒否した。

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