• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

「詩的散文」ハン・ガンの文学

2024年10月13日

 韓国作家ハン・ガンのノーベル文学賞受賞を受けて、翻訳家・鴻巣友季子と柳原孝敏・東大教授が朝日新聞文化面で対談している。アジア人女性で初、韓国人で初、1970年代生まれで初。「詩的散文」と呼ばれる作風が評価された。鴻巣「大きな真実を書くときには詩の言葉が必要なんだと思います。散文では書けないものもある」柳原「今年文庫化され話題になったガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』も、かなり死を意識しているようなところがあります」
 

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