- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
渡部雄吉の道内60年代写真
2024年07月18日
道新カルチャー面。《展覧会》は、ルポルタージュ写真家の渡部雄吉(1024〜93)による道内撮影のモノクロ写真の展覧会が、東京・JCIIフォトサロンで開かれている。1960年代に撮影した作品。雌阿寒岳の硫黄採掘場の坑夫を追った「ヤマの男たち」、根釧パイロットファームに目を向けた「二つの開拓地」、厳寒のオホーツクの漁師を捉えた「流氷の街」の3テーマで構成した。《音楽会》は尾高忠明指揮、ヴァイオリン独奏金川真弓による札響第662回定期(評・中村隆夫)。
札幌市中央図書館は、全国の放送局が制作した優れた番組を視聴できるサービス「番組アーカイブ・ネットワーク」を導入した。日本新聞協会は、検索連動型生成AIサービスが著作権侵害に当たる可能性が高いとする声明を発表した。ニュースコンテンツに「ただ乗り」することを防ぐため著作権法などの見直しに訴えた。誤情報を生みかねないサービスであるとの指摘も。第171回芥川賞は朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』、松永K三蔵『バリ山行』。直木賞は一穂ミチ『ツミデミック』。いずれも道新社会面。