• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

道新ホールの演劇史 『天国への階段』で幕

2024年07月06日

 道新ホールが6月末で閉館。最後の演劇公演となったのは、6月22〜23日に上演された『天国への階段 北海道re-mix』。特殊清掃員の群像劇という異色の設定だが、舞台上の抽象的なセットを出演者が片付けていき、すべてなくなった時、特殊清掃会社の社長が「覚えている人がいる限り、その人は生きている」と言う。鈴井貴之の作・演出。道新カルチャー面《ステージ》で紹介。《穂村弘の迷子手帳》はバーチャルの花火。
 江差町で380年前から続く「姥神大神宮渡御祭」の名称を神宮が商標登録した問題で、町内の税理士が町と神宮の間で契約を結んだ。町や団体が名称を使うときは、事前承諾により無償で使えることになった。北大総合博物館では企画展「北大の探究心2024」が5日から始まった。道新社会面。
『幸福の黄色いハンカチ』『男はつらいよ 知床慕情』などに出演した俳優・赤塚真人が4日、73歳で死去した。

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