• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

牛来昌 携帯基地局計画に物申す

2024年06月18日

 牛来昌(さかえ)元斜里町長が、知床で進む携帯基地局計画へ意見を述べている。〈知床ってのは「不便さこそ宝」なんだ。不便だからこそ豊かな自然の恵みを受けて羅臼の人も、斜里の人もみんな今日まで頑張って生きてきた〉〈一番残念なのは環境省だよ。いったい知床の価値をどう考えているのか〉〈確かに携帯電話がつながれば便利さ。便利だけど、みんな不便な知床に誇りや理想を持ってやってきたんじゃないのか〉。朝日新聞北海道面。
 札幌を拠点とする俳優・タレントの金田一仁志は、腹話術師としても活躍している。キャリア5年ながら、F-1腹話術グランプリで2年連続の2位、4月に神戸で行われた2024年大会は3位となった。『タマゴマンは中学生』の著者坂本勤と、かつて『さわこのじてん』を刊行した室蘭の主婦今美幸が往復書簡集『坂本先生とさわこの母』(北海道新聞社)を刊行した。「さわこ(佐和子)」は今の娘で、脳性麻痺による肢体不自由と知的・聴覚障がいがある。《展覧会》は、東京都現代美術館で開かれているグループ展「翻訳できない わたしの言葉」。札幌在住のアーティスト、マユンキキらが出品している。道新カルチャー面。

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