• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

道新ホールが30日閉館

2024年06月08日

「ポップスの登竜門」「地元劇団の目標」などとして親しまれてきた「道新ホール」が6月30日をもって閉館する。61年の歴史。1600席の札幌市民会館ぐらいしかなかったため、期待は大きかったが開館当初は貸出条件が厳しかったため、地元文化団体が反発したという真偽不明の話もある。ワンフロアのため、ホールの一体感があるのもメリットだった。一般客が5人(関係者8人)しかいなかったという1974年1月のオフコースのエピソードは、小田和正の特集番組で自身がライブ会場で「道新ホール」の名前を出して振り返っていたのも記憶に新しい。サタデーどうしん。
 カルチャー面では、同じ道新ホールの地元劇団の最終公演となる「OOPARTS」の公演(6月21〜23日)について、主宰の鈴井貴之が語っている。チケットはすでに完売。

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