• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

穂村弘の《迷子手帳》

2024年06月04日

 道新カルチャー面《会いたい聞きたい》は、道新連載のエッセイをまとめた『迷子手帳』(講談社)を刊行した穂村弘。「短歌はエッセーをだるま落とししたようなもの。スコン、スコンって。だから、短歌の方が(表現が)鋭い角度になるかな」
 同じ紙面。戦争体験者のインタビュー集『7人の戦争アーカイブ』(梨の木舎)が38年ぶりに再刊された。歴史学者で恵泉女学院大名誉教授の内海愛子の著書。近年ドキュメンタリー映画を制作したHBC、UHB、HTBの監督がイベント「ドキュメンタリーが面白い!」でそろい、制作の経緯やテレビ局の姿勢についても議論した。五十嵐秀彦の《道内文学 俳句》は、デジタル化で印刷が簡易になったため、俳誌に新しい風が吹いていると指摘する。

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