• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

オペラ『桜の樹の満開の下』日本初演

2024年05月16日

 坂口安吾『桜の樹の満開の下』を原作としてスロヴァキア国立歌劇場が制作したオペラが、5月31日に札幌のふきのとうホールで上演される。2008年に同国で初演、今回が日本初演となる。バスの大塚博章が山賊役、ソプラノの倉岡陽都美が女性役を演じる。18人のオーケストラと6人の男性合唱による演奏会形式。八木幸三が編曲を監修した。
 石狩市出身の中学生ドラマーYOYOKAが留学中の米国から一時帰国し、5月31日と6月1日に札幌でドラムクリニック、イベント、報告会などを行う。
 桜木紫乃の《居酒屋さくらぎ》は父をモデルとして書かれた(おそらく)『家族じまい』を脱稿したときを振り返っての話。《音楽会》は第660回札響定期(評・中村隆夫)。いずれも道新カルチャー面。

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