• 芸術文化日録(AtoCジャーナル)

コンビニ50年を短歌はどう詠ったか

2024年05月15日

 コンビニのセブン−イレブンが東京に1号店を開いて50年を機に、山田航が短歌に詠まれたコンビニについて朝日新聞文化面に寄稿。1987年の『サラダ記念日』ではまだコンビニは詠まれていない。88年の小池光〈抒情せよセブン・イレブン こんなにも機能してゐるわたくしのため〉が初期の一首という。自作の〈たぶん親の収入超せない僕たちがペットボトルを補充してゆく〉も紹介した。時代とともに都市生活、労働者、日常風景へと描き方が移ろうという指摘は興味深い。
 三浦綾子の小説『泥流地帯』『続泥流地帯』の朗読会が12日、渡辺淳一文学館で開かれた。上浦の町民が制作した紙芝居も上演された。道新札幌圏版。
 

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