- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
『アイヌもやもや』
2023年12月06日
アイヌ民族への差別について文章と漫画で伝えた『アイヌもやもや』(303BOOKS)から刊行された。道新社会面。北大アイヌ・先住民研究センターの北原モコットウナシ教授と漫画家の田房永子による。東京に住むアイヌ民族の男子高校生が主人公。アイヌ民族に対する差別や偏見を取り上げ、解説している。「もやもや」の意味は「声を上げなくても、相手の言動に違和感がある状況」と北原教授。
朝日新聞夕刊の《現場へ!》は賢治の旅の3回目。青函連絡船で函館へ渡り、旭川を経由。旭川宮沢賢治研究会の呼びかけ人、元旭川市中央図書館長の松田嗣敏は「北国の気持ちの良い朝の空気や旭川の風景が、長旅に疲れ、妹の死に沈んでいた賢治の心を、一時的に軽やかなものへと変えたのかもしれません」と話す。