- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
『左川ちか モダニズム詩の明星』
2023年12月03日
道新読書ナビの《ほっかいどう》は川村湊・島田龍責任編集『左川ちか モダニズム詩の明星』(河出書房新社)を、加藤重男(みんみん舎代表)が評した。昭和初めに24歳で没した余市生まれのモダニズム詩人。道立文学館で開催中の特別展「左川ちか 黒衣の明星」にも呼応し、島田編『左川ちか全集』(2022年、書肆侃侃房)を皮切りとする近年の左川ちか再評価の集大成とも言える一冊である。
「北海道ゲームアーカイブ協会」が札幌で発足。ゲーム収集家の山本耕平らが、ファミコンソフトなど昭和期からのゲームソフト3,600本、関連書籍3,500冊などを集めた。2026年ごろにはNPO法人化も目指すとのこと。道新社会面。
朝日新聞北海道面。函館アイヌ協会が、アイヌ民族文化財団のアドバイザーを招いてイチャルパ(先祖供養の儀式)を開催している。わずか9人の協会員だけでは成り立たない。アドバイザーは「アイヌだけで集まれないから伝統儀式をやめます、ということでよいのか。私のような和人も含めて集まって継承していくあり方があってもよいと思う」と話す。