- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
札幌冬季五輪を断念
2023年10月11日
札幌市が2030年開催の冬季五輪招致の断念を正式に発表した。断念が伝えられて、すかさず北海道新幹線の30年開業も難しいというニュースが駆け巡ったのは、根比べのようなものだったのかしら。日本ハムや日本医療大学の北広島移転もそうだが、行政や大企業の根幹をなすような将来設計が、実はあてにならなくなってきたのではないか。
札幌駅北口に建設中の「北八劇場」と北海道文化財団による「ワレワレのモロモロ」なるワークショップが、11月にかでる2・7で開かれるとX(ツイッター)で告知あり。参加者が「自分の身に起こった話を書き、演劇化する」という試み。ハイバイの劇作家・演出家岩井秀人と俳優の川面千晶が講師を務め、中学生以上を対象とする。開館前から動きが見えてこそ地域に根付く「劇場」への可能性が広がる。
UHBニュースで不思議な報道。韓国籍の「世界的画家」が所有する札幌・中央区のマンションから、現金2,300万円などが入った耐火金庫が盗まれた。盗んだ男は画家からマンションの管理を任されていたそう。これだけならおかしな記事ではないが、ニュースサイトには「男は2019年7月15日ごろから2023年3月18日午後2時45分ごろまでの間…金庫を盗んだ疑い」とある。要するに、男が管理を任されてから捕まるまでのいつか、ということか。しかも世界的画家なら有名人のはずで、名前が明かされてもおかしくない。どんな配慮が働いたものやら。他媒体の報じ方が気になる。