- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
北海道でなぜ竹か?
2023年10月08日
道新朝刊《読書ナビ》の「ほっかいどう」は佐藤太裕『竹取工学物語』(岩波書店)。著者は北大教授。確かに「なぜ北海道で竹の研究なのか」との問いが浮かぶ。本質ではないけれど。
朝日新聞朝刊の《声》欄。夫が都心で偶然見つけたタマムシのことを枕に、オーボエ奏者として坂本龍一の室内楽曲の初演に携わった経験に触れた。神宮外苑の再開発への反対表明について〈美しい音楽と共に改めてその叫びが突き刺さる。失ったものは簡単には取り戻せない。樹木も鳥も虫も。破壊への歩みを止めるなら今しかない。〉