- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
『道産子追憶之巻』を高精細複製画に
2023年09月22日
道新夕刊カルチャー面では、滝川市江部乙出身で北海道を代表する日本画家・岩橋英遠の名作『道産子追憶之巻』(道立近代美術館所蔵、60.7×2908.8㎝)を大きく取り上げた(夏から冬にかけての部分)。長男岩橋敏文の「故郷でいつでも鑑賞」してほしいとの希望を受け、NPO法人岩橋ふるさと北辰振興会が大日本印刷に依頼し、高精細複製画として制作した。1億100万画素で「技法や色彩が忠実に再現されている」(河野敏昭学芸員)。滝川市美術自然史館で開催中の「生誕120年 岩橋英遠展」で観ることができる(10月15日まで)。夕刊の9月末休刊に向けたひと花。
道内の貨物列車の歴史を紹介する『北海道の貨物列車』が北海道新聞者から刊行される。著者は道新のOB原田伸一、写真映像部の伊丹恒。朝刊社会面の記事。