- 芸術文化日録(AtoCジャーナル)
北八劇場が中高生向けワークショップ
2023年08月26日
道新朝刊サタデーどうしん。東京の劇団「範宙遊泳」が話題作『バナナの花は食べられる』を、札幌のhitaruで9月に上演する(22、23日)。劇団代表・演出は山本卓卓(すぐる)。コロナ禍で上演自粛が続いたのを機に、連作短編の映像を配信して、これを劇場作品に翻案した。2021年に第66回岸田国士戯曲賞を受賞。関連記事で、2024年に札幌駅北口にオープンする「北八劇場」が中高生向けワークショップ開催を伝えている。劇場開設前の入念な準備は、札幌座での蓄積が生かされているとみた。
道新夕刊カルチャー面は「演劇シーズン2023―夏」の総括。約5,400人という集客は、コロナで落ち込んだ数年間から回復に向かいつつあると受け止めてよいのだろう。